📝『Heavenly X』のレポ・備忘録

※本記事は、私が一人で勝手に推しについて語る企画「推し語り一人アドベントカレンダー」のDay 11の記事になります。

前回（Day 10）の記事は下記参照。

na-gu.hatenablog.com

（※ピーナッツくん🥜に焦点を当てた記事になります。）

（現地イベント参加レポ－⑤）

イベントの説明
当日のライブ・ピーナッツくん
感想・総括

イベントの説明

2021年3月29日、WWW Xにてライブイベント「Heavenly X」が開催された（WWWが企画）。

E.O.U、ピーナッツくん、ウ山あまね の３組が出演。

《X/もうすぐ》3月29日(火)

『𝐻𝑒𝑎𝑣𝑒𝑛𝑙𝑦 𝑋』

E.O.U @eoumuse
ピーナッツくん @osyarenuts
ウ山あまね @amaama199

WWWが贈る新イベント「Heavenly X」はいよいよ来週開催！
渋谷の各ビジョンで公演の動画が放送されています🌈https://t.co/Jbx218IWOZ pic.twitter.com/98LGRwhvP0
— WWW / WWW X (@WWW_shibuya) 2022年3月26日

WWWが贈る新イベント「Heavenly X」が3月29日（火）WWW Xにて開催される。

「Heavenly X」は、先鋭的な表現を行うアーティストをジャンル、シーン問わずライブアクトとして招聘する3マンイベントだ。

初回の出演者は、自身のパーソナルなノリを反映したミックステープEP『E21』をリリース、リリース記念で行われたシークレット野外集会も話題を呼び、オリジナリティあるサウンドとキャラクターで注目を集めるE.O.U、

自身で制作するアニメ「オシャレになりたい！ピーナッツくん」の主人公としても活躍、ラッパーとしても確かなスキルを発揮し音楽面でも注目を集め、先日行われたオンラインライブがツイッタートレンド入りを果たしたバーチャルYoutuberピーナッツくん、

Maltine Recordsのコンピレーションアルバムに参加した後にデビューEP『Komonzo』をリリース、ポップスと実験的なサウンドが混在する楽曲で独自の世界を構築するSSWウ山あまねの３組が出演する。

引用　03/29(Tue) E.O.U / ピーナッツくん / ウ山あまね | SCHEDULE | Shibuya WWW - WWW X

当日のライブ・ピーナッツくん

（本記事では、主にピーナッツくんにのみ注目します。また、私自身はヒップホップや音楽に特別詳しい人間ではないことも予め注意して欲しい。）

どうやらチケット申し込み先着順が呼び順になっていたようで、販売開始後即購入した私はおかげで最前列に並ぶことができた。

ピーナッツくんの出番は３番目のトリ。

ピーナッツくんのセットリスト
01. 『Roomrunner!』
02. 『グミ超うめぇ』
03. 『Fulltracker』
04. 『zakkyobuilding (feat. チャンチョ)』
05. 『Tamiflu (feat. チャンチョ)』
06. 『未来NEXTメシ (vs yanagamiyuki)』
07. 『PEEPEE』
08. 『SuperChat』
08. 『Unreal Life (feat. 市松寿ゞ謡)』
09. 『KidsRoomMan』
en. 『Drippin' Life』

ピーナッツくんのセトリから、個人的に印象に残ったものに絞って言及する。

『Roomrunner!』

『Roomrunner!』はこの時が初お披露目。

後のPOPYOURS、ウォクスタツアー公演でも用いられたライブ開幕時のイントロのかっこよさには本当に痺れた。

おそらくピーナッツくんの曲の中で今年私が聴き返した回数トップを誇る『Roomrunner!』。最初に聴いた時から好きすぎる。最前列にいた私のテンションは開幕からブチ上がった。

初っ端から3rdアルバムへの期待値も上げていった。

youtu.be

また、ウォクスタツアーファイナルの『PetbottleRocket』の時の星型のエフェクトと、リアルライブでの『Roomrunner!』イントロのエフェクトが同じもののように見えるが、この時点でウォクスタライブの構想はどこまで進んでいたのだろうかとも想像してしまう。

Walk Through the Stars Tour FInal　バーチャルライブ『PetbottleRocket』時の演出

『zakkyobuilding (feat. チャンチョ)』

ライブでは初の『zakkyobuilding』。

想像以上にライブ映えする曲であることに気付かされた。

「チャン様マジかっけぇ…」。

それまでずっと聴いてきた曲でも、ライブの中で体験することでより魅力が増すということは有りがちだよなぁと思う。

あと、背景の映像もかなりカッコよかった。

『PEEPEE』

こちらも初お披露目となった『PEEPEE』。

ライブ映像では冒頭部分のみしか確認できないが、『未来NEXTメシ』終わりの背中を向けた状態から急にテンポが変わって異質な新曲をぶつけてくる演出・魅せ方がとても良かった。

「お！？何だ！？何だ何だ！！？」と興奮した。

3rdアルバム収録楽曲の中でそれまでリリースされていたものとはかなり毛色が異なる感じだったのも印象的だった。

『SuperChat』

これを最前列で浴びてしまえば、否が応でもテンションが爆上がりしてしまった。

現地に行けたならば是非とも体感したい曲の一つ。

『KidsRoomMan』

ライブ映像ではカットされている『KidsRoomMan』。

リリース直後から今に至るまで、個人的にかなりお気に入りの曲。

リリースしてすぐにライブで聴けてとても嬉しかった。

実はこの時、背景に当時未公開のMVが映し出されていた。

ちなみに、現在ピーナッツくんのYouTubeチャンネルで公開されているMVはこのライブでのシーンが加わえられたものになっており、つまり、今のものとライブで公開されたMVではシーン構成が若干異なる（記憶が定かではないので細部は思い出せないが。）。

youtu.be

『Drippin' Life』

一度舞台から退いた後、アンコールとしての『Drippin' Life』。

ライブで何度聴いてもこみ上げてくるものがある名曲。

演出やライブの中での扱いを考えると、ピーナッツくん本人にとってもやはり特別な曲なんだなぁと毎度思う。

小情報

・何か提供できそうな資料がないかと当時の自分のツイートを掘り返してみると、こんなものが見つかった（マジで何言ってんだコイツ…）。

前の方にいた人しか分からんと思うけど、ピーナッツくんの出番入り前にスタンバってる黄色いおみ足がカーテンの下の隙間から見えて、「か゛わ゛い゛い゛」ってなったよね
— なぐ。💀🍃🥜 (@_Na_Gu_) March 29, 2022

・上記の戯言は捨て置くとして、頭の中の朧気な記憶から、ライブ中のある一幕を呼び起こしてみる。

ライブ映像には収録されていないが、ピーナッツくんが若干のトラブルのため舞台から少しはけ、その間のつなぎをバックDJのnerdwitchkomugichanのトークに任せるという一幕があった。
その間のやり取りというか彼らの空気感が、なんというかとても息が合っているように感じられた。

「あれ？ピーナッツくんとnerdwitchkomugichan、これはかなり仲良くなってるんじゃないか…？」と私は率直に思った。
そして後にKAI-YOUのピーナッツくん×nerdwitchkomugichan対談記事を読んで、「なるほど…」と合点がいったものだ。

kai-you.net

premium.kai-you.net

・さらに、誰に伝わるのか分からないレベルの小ネタ情報をもう一つ。
このライブ後に、インスタグラムのアカウントを新しく作成したピーナッツくん。

ぼくがピーナッツくんだ https://t.co/sinjQpdxcw
— オシャレになりたい！ピーナッツくん🥜 (@osyarenuts) 2022年3月30日

さらに後日（4月2日）あるストーリーをアップしていた。

内容は、ライブハウスの中（多分WWW X？）でピーナッツくん（着ぐるみ）がオートチューンをかけながら「ピーナッツくんフォーエバー」と声を響かせるものだった。

この元ネタと思われるものが存在する。
ぽこピーレンタル企画にてピーナッツくんをレンタルした、オートチューン系VTuber温泉マーク氏の「ピーナッツフォーエバーのうた」である（レンタル企画の配信で感極まったのか温泉マーク氏が突然歌い出した歌。下記動画は当該配信から温泉マーク氏自身が切り抜いたもの。）。

youtu.be

ちなみに、ピーナッツくんはこれが妙に気に入っているのか（上記動画にもコメントを残している）ウォクスタツアー大阪公演の後にも同じようなストーリーをアップしていた。

今後ピーナッツくんのリアルライブの際、インスタグラムのストーリー更新にも注目してみると面白いかもしれない。

感想・総括

このライブはアーティスト・ピーナッツくんの一つの大きな転換ポイントだったように思う。

POPYOURSへの出演も、このライブでのアクトが決定打だったと思う旨をピーナッツくんも語っている（下記動画・t=11:14～）。

youtu.be

また、後に『ミライノソラ』でピーナッツくんが客演することになるラッパーKamui氏との初対面がここであったこと、本イベントの出演者の一人のウ山あまね氏がメンバーの一員であるPAS TASTAと後に共作『peanut phenomenon』を出したことを思うと、ここで様々な出会いややり取りがあったのだろうかと要らぬ想像を働かせてしまう。